結局、ブログとnoteって何が違うの?
結局のところ、どう使い分けたらいいの?
それぞれの特徴とおすすめの使い分け方を教えます!
みなさんは「ブログ」と「note」の使い分けに悩んだことはありませんか?
なんか似てるけど、結局なにか違うの?と思った方も多いはず…。
そこで今回はブログとnoteの違い、そして似ている両者をどう使い分けたらいいのか?についてお話ししていきたいと思います!
結論から言うと、両方をうまく使いこなすことでより大きなメリットを得られることができます。
ブログとnoteの違いを理解して、損することなく上手に活用できるようにしましょう!
- ブログとnoteの違いがイマイチよくわからない…
- 稼ぎたいならどっちを使うべき?
- 結局のところ、ブログとnoteってどう使い分けたらいいの?
ブログとnoteって結局なにが違うの?
そもそもブログとnoteは似ているようで非なるものです。
ブログとnoteには以下のような違いがあります。
- サイトデザインや文章のカスタマイズの自由度
- 書いた記事の見られ方
- 収益化方法の違い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① サイトデザインや文章のカスタマイズの自由度
ブログとnoteの1番の違いは「自由度」にあると思っています。
ブログは、サイトを自由にデザインしたり、文章に色をつけたり大きくしたり…など自由度が高いのが特徴です。
一方、noteの方は文章の簡単な装飾などはできますが、明らかにその自由度は低いです。
その理由は「サイト運営者の違い」にあります。
ブログは基本的には、サーバーを契約して、ドメインをとって…など自分自身でサイトをつくります。(※はてなブログなどを除く)
そのためブログにおける、サイトの運営者は「自分自身」となります。
一方、noteは「株式会社note」が運営するサービスの一つです。
物件でイメージすると、「一戸建てのマイホーム=ブログ」「賃貸アパート=note」のような感じです。
マイホームは好きなようにDIYできますが、賃貸アパートはそうはいきませんよね。
運営者(=サイトの持ち主)が違うので、自由度に違いがあるというのが一つ目です。
- ブログ … 「一戸建てのマイホーム」のイメージ。自由度は高い。
- note … 「賃貸アパート」のイメージ。自由度は低い。
② 書いた記事の見られ方
書いた記事の見られ方にも違いがあります。
基本的にブログはGoogleなどの検索結果から見られます。
書いた記事が検索結果に反映されるまでは時間がかかります。
さらに、いろんな人が似たような記事を書いていると検索上位には乗りにくく、下手したら誰にも見られないことだってあります。
ボクもブログをはじめて5ヶ月目までは誰にも見られませんでした…
一方、noteの記事は主にnoteのサービス利用者が見ます。
TwitterやInstagramなどのSNSのように、書いた記事がサービス内の不特定多数の人に見られる仕組みになっています。
ハッシュタグ機能やイベントなどがあり、それらを利用することでフォロワーが少なくても不特定多数の人に記事を読んでもらうことができます。
- ブログ … 主に検索結果で見られる。検索結果に表示されないとずっと見られないこともある。
- note … サービスの利用者が見ることが多い。フォロワーが少なくても、SNSのように不特定多数に見てもらえる可能性がある。
③ 収益を得る方法
収益化方法も大きく違います。
ブログの主な収益は「広告収入」と「アフィリエイト」です。
Googleの審査に合格してさえいれば、自分のサイトに自由に広告が貼れて、収入を得ることができます。
また、Amazon、楽天を始め、様々なASPサイト(アフィリエイト案件を紹介してくれるサイト)と提携することで、幅広く様々な商品をアフィリエイト経由で売ることができます!
一方、noteの主な収益は「有料コンテンツ」と「Amazonのみのアフィリエイト」です。
noteがブログと大きく違うことは、書いた記事そのものを有料販売することができることです。
付加価値の高い記事を書いて、高単価で売ることができればブログよりも効率よく稼ぐことができます。
しかし、noteには広告収入はないほか、アフィリエイトも利用できますが現在のところAmazonしか提携できません。
例えばクレジットカードの案件など、他社のサービスをアフィリエイトで売りたい!と思ってもnoteでは収益が入ってきません。
ブログ … 主な収益は「広告収入」と「アフィリエイト」である。
note … 主な収益は「有料コンテンツ」と「アフィリエイト(※Amazonのみ)」である。
それぞれのメリット・デメリットは?
大きな違いがわかったところで、じゃあどちらを使えばいいのでしょうか?
もう少し、わかりやすい判断基準として、次にメリット・デメリットを見ていきましょう!
ブログ | note | |
メリット | ✔︎ サイトを好きなようにデザインできる ✔︎ 自分のコンテンツだけのサイトがつくれる ✔︎ 収益を得る方法が幅広い | ✔︎ 無料で始められる、かつ基本的に費用がかからない ✔︎ サービス利用者の不特定多数に記事を見てもらえる ✔︎ 有料記事が売れれば、すぐに収益を得ることができる |
デメリット | ✔︎ 初期費用、サーバー代、ドメイン代などのお金がかかる ✔︎ 記事が見られるようになるまでには時間がかかる | ✔︎ サイトを自由にデザインすることはできない ✔︎ 収益を得る方法が少なく、また実績がないとなかなか稼げない ✔︎ noteというサービスに依存することになる |
ブログのメリット・デメリット
ブログのメリットは以下の通りです。
- サイトを好きなようにデザインできる
- 自分のコンテンツだけのサイトがつくれる
- 収益を得る方法が幅広い
「ブログとnoteの違い」でも言った通り、ブログの1番のメリットは自由度の高さです。
デザインがしっかりしているサイトの方が情報への信頼感も増しますよね。
サイトのデザインは案外重要なのです。
逆に、noteの場合は有名人だろうと始めたての人だろうとデザインが一緒です。
つまりデザイン性を考えた場合、オリジナリティを出したり、差別化したりすることができません。
「稼ぐ」ということにフォーカスを当てたときも、ブログは収益を得る方法がたくさんあるのでnoteよりもおすすめです。
- 初期費用、サーバー代、ドメイン代などのお金がかかる
- 記事が見られるようになるまでには時間がかかる
ブログのデメリットは「お金」と「時間」がかかってしまうことです。
ブログの場合はアドセンスで稼ぐにしろ、アフィリエイトで稼ぐにしろ、とにかくお金と時間がかかります。
一方、noteで収益を得る場合、有料コンテンツが売れさえすればすぐに収益を得ることができます。
フォロワーが少なくても、ハッシュタグなどで不特定多数の人にリーチできます。
ぼくの場合は100円の収益を得るまでに、約8000円と6ヶ月の時間がかかりました。
見てもらえるようになるまでも一苦労なので、最初は少し根気が必要です。
noteのメリット・デメリット
noteのメリットは以下の通りです。
- 基本的にお金がかからない
- サービス利用者の不特定多数に記事を見てもらえる
- 有料記事が売れれば、すぐに収益を得ることができる
noteの1番のメリットは「お金がかからない」ことです。
初期費用もサーバー代もかからないので、誰でも気軽に始めることができます。
また、見てもらえるようになるまでもそこまで時間がかかりません。
フォロワーが少なくても書いた記事が誰かにちゃんと見られるので、モチベーションが続きやすいです!
- サイトを自由にデザインすることはできない
- 収益を得る方法が少なく、また実績がないとなかなか稼げない
- noteというサービスに依存することになる
noteは記事を有料にして販売することができるので収益化のハードルは低いものの、実際に稼ぐのはかなり難しいです。
もともと有名人ならば興味を持って買ってくれる人がいるかもしれませんが、まだ実績がない人がいきなり有料記事で稼ぐのは至難の技とも言えます。
加えて、noteを利用するということは「noteというサービスに依存する」ことにもなります。
仮にnoteというサービスが終了してしまったら、今までの努力が水の泡になりかねません。
気軽に始められる代わりに、住み続けられるかどうかは大家さん(=noteの運営)次第なのです。
ブログとnote、どっちを使ったらいいの?
ここまでそれぞれの違いとメリット・デメリットを理解したところで「じゃあ、一体どっちを使えばいいの?」と思うことでしょう。
結論からいうと、読者に好まれる発信内容の違いから、それぞれのサービスに向いている人がわかります。
- ブログ … 誰かの悩みを解決する記事やお役立ち情報がよく読まれる(ビジネス書・自己啓発書タイプ)
- note … 感情にフォーカスしたエッセイや日記などがよく読まれる(小説・エッセイタイプ)
「稼ぎたい」ならブログをやろう!
とにかく「稼ぎたい!」と思っている人はブログをやるべきです。
なぜなら、稼ぐことに特化しているからです。
人は知りたいことや悩みがあるとGoogleで検索します。
その検索結果に出てくるのが、誰かのブログ記事です。
そのためブログでは、誰かの悩みを解決する記事やお役立ち情報がよく読まれます。
逆にいうと個人的な日記やエッセイをブログで延々と綴っていても、なかなか検索結果には引っかからず読まれないのが現状です。
収益化するまでには時間とお金はかかります。
でも、中〜長期的に安定して稼いでいきたいと考えるならば、稼ぎやすさの面ではブログの方が向いています!
「文章で人を魅了したい」ならnoteをやろう!
エッセイや日記などを発信したい!と思っている人はnoteをやるべきです。
無料で気軽に始められて、すぐに誰かに読んでもらうことができます。
noteの特性上、エモーショナルな文やその人にしかない体験が好まれます。
なぜなら、noteには悩みを解決したい!という目的よりは、暇つぶしだったり、他人の文章を読むためにサービス内に滞在する人が多いからです。
そのため、オリジナルのエッセイや体験記、日記などを書くのに向いているのです。
もちろん有料コンテンツにすることもできますが、実績がないうちはなかなか収益を得るのが難しいので「文章を書くこと」よりも「稼ぐこと」にフォーカスしている人には合わないかもしれません。
どっちもうまく使い分けたい人は…?
それぞれに向いている人がいるといいました。
しかし、ブログもnoteを「こっちしか使わない!」と決めるよりもうまく使い分けることでより効果を最大化することができると思っています。
ここではブログもnoteもどちらもうまく使い分けたい!という方のための、おすすめの使い分け方をご紹介します。
- ブログの練習台としてnoteで情報発信をはじめる
- 文を書くのに慣れてきたらブログをはじめる
- 実績づくりはブログで
- 実績がついたらnoteで「本」」として有料コンテンツを販売
- ブログは情報発信の場、noteはエッセイや日記を書く場として使っていく
① ブログの練習台としてnoteで情報発信をはじめる

「ブログをはじめてみようかな?」と悩んでいる人は、まずお金のかからないnoteをはじめてみるのがおすすめです。
いきなり、お金を払ってブログを始めると挫折したときにショックも大きいです。
人はいきなり文章をうまくかけるようにならないので、無料のnoteを使って練習してみましょう。
② 文を書くのに慣れてきたらブログをはじめる

もしあなたが稼ぎたいと思っているのならば、noteよりもブログの方が向いています。
あなたなら実績がある人とない人、どちらの記事を読みたいですか?
「ただの大学生がビジネスで成功する秘訣を語った記事」と「年収1億を稼ぐ社長の語るビジネスで成功する秘訣を語った記事」どちらを読みたいですか?
つまりはいきなりnoteで有料記事を販売しても、実績がなければだれも買ってくれないのです。
noteで文章を書くのになれてきて、稼ぎたい!と思ったら今度はブログをはじめましょう!
③ 実績づくりはブログで

ブログは最初は実績がなにもなくても、コツコツ続けることでいずれ「広告収入」や「アフィリエイト」で稼げるようになります。
そうやって稼いだことはどんなに少額でも、それ自体が一つの実績にもなります。
まずは何か実績がつくれるまで、ブログをコツコツ続けましょう!
④ 実績がついたらnoteで「本」」として有料コンテンツを販売

ブログで何かしら実績がつくれたら、今度はnoteで「デジタル本」として有料記事を販売しましょう。
ただの個人がいきなり出版社にアプローチして書籍を出版するのはハードルが高い上、ほぼ不可能です。
でも、noteなら誰でも簡単に自由な値段で自分の記事を有料で販売することができます。
そこで、今までブログでつくった実績を武器にnoteで記事を販売してみましょう。
ただ、注意点として値段の割りに中身がスカスカだったり、読者のことを考えないコンテンツを販売してしまうと一気にあなたの信頼が落ちます。
信頼が落ちてしまったら、いままでつくり上げてきた実績も水の泡です。
その点に十分気をつけて、 有料記事をつくりましょう。
⑤ ブログは情報発信の場、noteはエッセイや日記を書く場として使っていく

それ以外で使い分けていきたいならば、ブログは情報発信の場、noteはエッセイや日記を書く場として使っていくのがおすすめです。
noteで発信していると思わぬ交流があったり、誰かの目に留まってチャンスが訪れることもあります。
もしかしたら、noteをきっかけにあなたに興味をもってくれる人もいるかもしれません。
ブログでは書けないようなカジュアルな内容をnoteに書いてみるのもおすすめです!
まとめ|それぞれの特徴を理解して使い分けよう!
今回はブログとnoteの使い分けについてお話ししてきました。
どちらも特性があり、メリット・デメリットもあるので、それらを理解した上で自分にあった方向を見つけていきましょう。
ボクも最初はnoteからはじめて、いまはブログを運営しています!
当ブログでは、初心者のためのブログ情報なども発信しています!
気になった方はぜひ、こちらの記事もご覧ください!
>>> 最短ルートでスピーディに開設!初心者のためのブログのはじめかた
]]>