ブログとnoteって何が違うんですか?似ていてよく分からないので教えてほしいです…!
編集部
今回はそんなお悩みを解決します!
この記事の内容
- ブログとnoteの違い4つ
- それぞれのメリット・デメリット
- ブログとnote、どっちがいい?
- ブログとnoteの使い分け方
この記事を書いた人
ボクはブロガーとして「キャンプラス」ブログサイトを運営しています。歴は5年目で、最初の1年目はnoteで活動していました。
ブログに似たサービスで「note」というものがありますよね。
どちらも文章を発信するという点で似ていますが、実際どう違うのかイマイチ掴めていない人も多いはず…。
そこで、本記事ではブログとnoteの「違い」から「使い分け方」についても徹底解説いたします。
どちらを始めるべきか悩んでいる人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ブログとnoteの違い4つ
まずは、ブログ※とnoteの違いからご紹介していきます。
※本記事では「WordPressブログ」として解説します。
違いは以下の通りとなります。
noteとブログの違い4つ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① 収益化の方法
1つ目は「収益化の方法」の違いです。
ブログの収益化方法
- アフィリエイト
- アドセンス広告
- 自社製品の販売
ブログの収益化方法は、主に上記の3つです。
一般的に多く使われているのが「アフィリエイト」と呼ばれる方法です。
企業の商品やサービスを紹介し、読者がそれを購入すると報酬が発生する仕組みのこと。
主には、ブログの記事内で他社の商品やサービスを紹介し、その記事から購入されると購入額の何%かが報酬としてもらえます。
例えば「〇〇 おすすめ」などで検索して、出てきた記事の中には商品の購入ページにつながるリンクが貼られていますが、それらのリンクが「アフィリエイト」になっていることが多いです。
多い人では、アフィリエイトで月に数十万から数百万を稼いでいるブロガーもいます。
noteの収益化方法
- 有料記事
- 有料マガジン
- 定期購読マガジン
- サークルの運営
noteの収益化方法は主に記事の有料販売です。
1記事100~10,000円の間で、自由に価格を設定して販売することができます。
商品やサービスをを紹介することで間接的に売るブログと違って、noteは記事そのものが商品になるというわけです。
また、記事の販売だけではなく、マガジンやサークルの運営などによっても収益を得ることが可能です。
ただし、noteの有料コンテンツは実績がないとなかなか売れないため、稼ぐハードルは高いです。
② 自由度の高さ
2つ目の違いは、自由度の高さです。
一般的には、noteよりもブログの方が自由度が高く運営ができます。
具体的には下記のような点で違いがあります。
自由度の違い
ブログ | note | |
---|---|---|
サイト設計 | ◎(カスタマイズ可) | ×(カスタマイズ不可) |
文字装飾 | ○(様々な装飾が可) | △(最低限の装飾のみ) |
記事デザイン | ◎(表や吹き出しなど) | △(ほとんどなし) |
どうして自由度で違いがあるのかというと、両者で「所有者が違う」からです。
分かりやすく両者を「住まい」で例えると、以下のようになります。
- ブログ = マイホーム
- note = 賃貸アパート
ブログの所有者は自分自身ですが、noteの所有者はnote社です。
それぞれ所有者が違うので、自由度も異なります。
ブログは例えると「マイホーム」です。
マイホームなら、ある程度好きなようにデザイン設計したり、増改築することができます。
逆に、noteは例えると「賃貸アパート」です。
賃貸アパートの所有者は大家さんなので、建物を勝手に自分好みに変えることはできません。
どちらも一長一短ありますが、とにかく自由に運営したい人は「ブログ」の方がおすすめです。
③ 集客の方法
3つ目の違いは集客方法、つまり「読者の集め方」です。
ブログとnoteでは、集客方法が大きく異なります。
ブログの集客方法
主にGoogle検索から辿りつく人が多い。多くの読者を集めるには、Google検索で上位に表示される必要がある。
ブログは基本的に、検索して見つけてもらわないと読んでもらえません。
例えば「〇〇 おすすめ」などで調べたときに、検索の上位に出てくるような記事を書く必要があります。
noteの集客方法
主にnoteサービスの利用者が読む。多くの読者を集めるには、フォロワーを増やしたり、自身の知名度を上げる必要がある。
noteは、SNSのようにプラットフォームがあり、noteで書かれた記事は、主にnoteのプラットフォーム内で読まれます。
より多くの読者を集めるには、その人自身の知名度を上げる必要があります。
とはいえ、ハッシュタグや新規投稿をランダムに表示する機能もあるので、どんな記事を書いてもそれなりに不特定多数の人に読まれます。
ブログと違って、すぐにいろんな人に読んでもらえるのがnoteのよいところです。
④ 記事の内容
4つ目の違いは「記事の内容」です。
ブログ記事の内容
主に、読者の悩みを解決する「情報」にフォーカスした記事が書かれる。
例えばブログは、「〇〇の裏技」「○○の方法5選」のように情報を読者に提供するコンテンツがほとんどです。
このようなコンテンツが多い理由としては、ブログ記事は主にGoogle検索で集客するため、読者の検索意図に沿った記事を書くからです。
note記事の内容
主に、文章自体が主役となるような「感情」にフォーカスした記事が書かれる。
noteは「日記」や「エッセイ」のように、型がなく自由で創作的なコンテンツが多いです。
InstagramやX(旧:Twitter)のようなSNSの一部として個人の意見を発信する場としても使われています。
それぞれのメリット・デメリット
ここまでブログとnote、それぞれの違いを説明してきました。
ここからはその違いを踏まえた上で、それぞれのメリット・デメリットをご紹介いたします。
ブログ発信のメリット・デメリット
- 好きなようにデザインできる
- 収益化方法が幅広い
- 自分だけのサイトがつくれる
ブログの1番のメリットは「とにかく自由」なところです。
住まいでいう「マイホーム」ですから、サイト設計から記事の装飾の細部まで自分好みにアレンジできます。
また、アフィリエイトやアドセンス、自社製品の販売など、収益化方法も幅広いので継続してお金を稼ぎたい人にもおすすめです。
- 初期費用と固定費が発生する
- 読まれるまで時間がかかる
- 覚えることが多い
ブログの1番のデメリットは「お金と時間がかかる」ことです。
開設にかかる初期費用やサーバー代やドメイン代などの毎月の固定費など、始めるには多少なりともお金がかかってしまいます。
また、ブログサイトが育つまでにはある程度時間がかかります。
稼げる一定のレベルまでいくには、根気強く継続する必要があるのです。
note発信のメリット・デメリット
- 初期費用や固定費がかからない
- 不特定多数に読んでもらえる
- 読者の反応が見える&交流できる
noteの1番のメリットは「(基本的に)お金がかからない」ことです。
有料会員もありますが、基本的には登録する際も、使い続ける上でもお金がかかりません。
無料会員であっても、有料販売で収益化することもできます。
- 自由度が低く、制限がある
- 知名度や実績がないと稼ぎにくい
- note社の方向性に左右される
noteのデメリットとしては「自由度が低い」ことが挙げられます。
住まいでいう「賃貸アパート」なので、サイト設計や記事の文字装飾においても、できることの幅が狭いです。
また、note社の提供するサービスなので、仮に同社がサービスを停止した場合は、書いてきた記事やアカウント自体が無くなってしまうことも考えられます。
所有者がnote社である以上、常にnote社の方向に左右されてしまうのです。
ブログとnote、どっちがいい?
それではブログとnote、結局どっちを使ったらよいのでしょうか。
結論からいうと「人それぞれ」となります。
目的によって、どっちを使った方がよいのかは変わるからですね。
ブログとnote、どっちがよいか?
お金を稼ぎたい人はブログ
私は、副業としてがっつりお金を稼いでいきたいと思っています…!
そんなあなたには「ブログ」がおすすめです!
稼ぐということにフォーカスしたときに、noteよりもブログの方がよい理由は「収益化方法が幅広いから」ですね。
ブログは自分の商品がなくても、アフィリエイトやアドセンスなどで他社の商品やサービスを間接的に紹介することで稼いでいくことができます。
一方、noteは書く記事、そのものに魅力がなければだれにも買われないわけです。
一般的にもともと知名度や実績がある人は、ノウハウやナレッジをnoteの有料記事にして販売することが多いです。
ただし、なにもない初心者の場合、noteで稼ぐのは難しいのは容易に想像がつきますよね。
一方、稼げるようになるまでに時間はかかりますが、経験や実績がなくても始められて稼げる金額も青天井なのが「ブログ」です。
でも、ブログをはじめるのって難しそう…
ご安心ください。実はブログって誰でも簡単に開設できちゃうんです!
「10分で開設できるブログのはじめ方」は、下記の記事にまとめています。
はじめてみようかなと思っている人は、ぜひ合わせてご覧ください!
文章で魅了したい人はnote
私は、自分の書いた文章で人を魅了したいんです…!
そんなあなたには「note」がおすすめです!
エッセイや日記を書きたい、いろんな人に自分の書く文章を読んでもらいたいという人はnoteの方がおすすめです。
理由としては、お金もかからないし、不特定多数の人に読んでもらえるからですね。
エッセイや日記のような記事はGoogle検索に出てきづらいので、ブログで書いてもなかなか読まれません。
一方、だれでも簡単に作家になれるのがnoteのよいところですね。
ブログとnoteの使い分け方
最後に「どちらも使いたい!」という方のために、おすすめの使い分け方をご紹介します。
ブログとnoteの使い分け方
それぞれ詳しくご説明しますね。
ブログの集客にnoteを使う
noteは、InstagramやX(旧:Twitter)などのSNSのように無料で使えて、不特定多数の人に発信できるのが強みです。
そこで、noteからブログサイトに誘導する導線をつくるのもひとつの手です。
実際のところ、SNSで情報発信して自身のブログサイトへ誘導しているブロガーは多いです。
ブログの裏側をnoteで公開するなどしても面白いかもしれませんね。
ノウハウやナレッジをnoteで販売
これは中級者~上級者向けになってしまいますが、ノウハウやナレッジをnoteで販売するのもブログ×noteの掛け合わせとして有効です。
noteの有料記事は、いわば個人出版の「電子書籍」です。
実績やなにかに精通した経験があれば、そのノウハウやナレッジを有料記事にして販売することで、noteでも収益化することができます。
個人で書籍を出版するのは難しいですが、noteだったらそれが可能になるわけです。
需要のある情報であれば、だれでもお金を払ってでも読みたいと思うわけです。
まとめ:目的に合った方を使おう!
今回はnoteとブログの「違い」から「使い分け方」についてご紹介してきました。
ブログとnoteの違いはまとめると以下の通り。
noteとブログの違い4つ
その上でどちらを使った方がよいかは以下の通りとなります。
ブログとnote、どっちがよいか?
どちらにもメリットとデメリットがあり、自分の目的にあった方を使うことが大事です。
また、両方使っていきたい人は下記のような使い分け方もあります。
ブログとnoteの使い分け方
ブログをはじめてみようかなと思った人は下記の記事で「10分でできるブログのはじめ方」を解説しているので、ぜひご覧ください。
今回は以上です!
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