Uber Eats の配達パートナーって地方でも稼げるの?はじめようか迷ってるんだけど、実際のところどうなのか教えてください!
編集部
今回はそんな疑問にお答えします!
この記事の内容
- 【大公開】地方で配達パートナーをやってみた結果!
- 地方より都市部の方が稼げるのは本当か?
- Uber Eats 配達パートナーの報酬体系について
- 地方で配達パートナーをやるメリットと稼ぐコツ
この記事を書いた人
ボクは大学生のときに、Uber Eats の配達パートナーとして1年半働いていました。実際に働いていた経験をもとにお伝えします!
今回は「Uber Eats 配達パートナーは地方でも稼げるのか?」ついて解説していきます。
この記事を読めば、地方で働くUber Eats の配達パートナーのリアルな収入事情がわかりますよ。
始めようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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【大公開】地方で配達パートナーをやってみた結果!
結論からいうと、Uber Eats の配達パートナーは地方でもそれなりに稼げます。
実際の収入(条件つき)
41,654円(※報酬は、時間、地域、プロモーションによって異なります。)
当時は学生だったのでフルタイムでは働いていません。
なので一見すると少なく見えますが、当時の労働条件を加味するとまた変わります。
当時の労働条件
- 勤務地:地方都市(群馬県高崎市)
- 交通手段:原付(バイク)での配達
- 勤務時間:週3〜4日(1日に3〜6時間程度)
- その他:本業ではなく、副業(お小遣い稼ぎ)として
Uber Eats 配達パートナーの報酬は、配達した数によって変わります。
なので報酬は時給ではありませんが、今回の収益を時給に換算するとだいたい「1,050円〜1,200円」ほどになりました。
仮に時給換算するとこのくらいに落ち着くと考えて「1日8時間×月20日」働いたとすると、
月収は「16万8,000円〜19万2,000円」(※報酬は、時間、地域、プロモーションによって異なります。)程度になります。
めちゃめちゃ高いわけではありませんが、地方だったら普通のアルバイトより高めの時給になります。
地方より都市部の方が稼げるのは本当か?
地方でもそれなりに稼げることはわかりましたが、都市部と比べたらどうなのでしょうか?
結論からいうと、やはり都市部に比べて地方では稼ぎにくいのは事実です。
そのように言えるのは、以下の理由からです。
地方では配達パートナーが稼ぎにくい理由 2つ
- 配達依頼が入りにくい
- 1件あたりの配達距離と時間が長い
1つずつ見ていきましょう。
① 配達依頼が入りにくい
当然ながら配達依頼が入らなければ、配達もできず報酬ももらえません。
都市部は飲食店の数が多いので、配達依頼もたくさん入ります。
しかし、地方ではそもそも飲食店が少ない上に、Uber Eats の加盟店はもっと少ない。
そのため、都市部と比べて配達依頼が入りにくいです。
同じ配達パートナーとして東京で働いている友人に聞いたところ、都内だと配達依頼がひっきりなしに入るみたいです。
地方ではランチやディナーのピーク時はそれなりに注文が入りますが、日や時間帯によってはとことん入りません。
配達依頼が少ない日の報酬は、時給換算すると800円程度になってしまうこともありました。
② 1件あたりの配達距離と時間が長い
配達パートナーの報酬は時給ではなく「1件あたりの配達報酬×配達件数」で概ね決まります。
都市部では密集しているため、お店から配達先の距離も短く、1件あたりにかける配達時間はそこまでかかりません。
しかし、地方ではお店の数が少ない上、居住地も散らばっています。
そのため、1件あたりの配達距離と時間が長いです。
配達エリアが広くて、街の端から端まで走らされることもあります。長いときには1件の配達に1時間弱かかったこともありました。
Uber Eats 配達パートナーの報酬体系について
地方よりも都市部の方が稼ぎやすいのは事実ですが、基本的な報酬体系は変わりません。条件によっては地方でも都市部と変わらず、稼ぐことができます。
配達パートナーの報酬を決める3つの要因
- 要因①:配送料
- 要因②:プロモーション
- 要因③:チップ
参考資料:Uber 公式サイト「配達情報の事前提示および報酬体系」より
1つずつ見ていきましょう。
要因①:配送料
基本的な報酬のもとになっているのが配送料です。
配送料はさらに「基本金額+配達調整金額」に分けられます。
- 基本金額
- 配達予定時間
- 配達距離
- 商品の受け取り場所
- 届け先が複数あるかどうか
- 配達調整金額
- 通常の目安よりも交通状況が混雑している場合
- 通常の目安よりも商品受け取り場所での待ち時間が長い場合
- 配達パートナーの数が少なく通常よりも配達の需要が高い場合
簡単にいうと、Uber Eats 配達パートナーに支払われる配送料は、宅配便のように一定ではなく、時と場合と配達条件に応じて変わるということです。
一定ではありませんが、配送料はおおむね「300〜600円/1件あたり」だったことが多いです。
要因②:プロモーション
配送料に加え、プロモーションは報酬を左右する大きな要因です。
プロモーションにも「ブースト」と「ピーク料金」の2種類があります。
- ブースト
- 配送料の基本料金を注文の多い時間や場所において、一定の倍率(1.1倍、1.4倍など)で増額する仕組み
- ピーク料金
- 注文が多い時間とエリアにおいて、配達ごとに発生する追加報酬(都市によっては発生しない場合がある)
簡単に言えば「忙しいときは配送の基本料金を上乗せしてあげますよ」という仕組みです。
群馬県の高崎では頻繁にブーストが発生していました。ブーストがあることで、基本配送料がそれなりに上がります。
要因③:チップ
日本では馴染みがありませんが、Uber Eats ではチップが支払われることがあります。
頻繁にいただけるわけではありませんが、天候が悪い日などに配達したときはご厚意でチップをいただいたこともあります。
あまり期待はできませんが、チップも報酬の要因となります。
Uber Eats 配達パートナーをやるメリット
ここでは「Uber Eats 配達パートナーをやるメリット」をご紹介します。
Uber Eats 配達パートナーをやるメリット
- 働く時間を自分で決めることができる
- 対人関係のストレスがない
- 覚えなくてはならないことが少ない
① 働く時間を自分で決めることができる
Uber Eats 配達パートナーは働く時間を自分で決めることができます。
今日は気分が乗らないなぁ、働きたくないなぁと思ったら「働かない」という選択をすることだってできるわけです。
配達依頼を受けてから仕事が始まるので、それまでは寝坊や遅刻などの心配もありません。
何の縛りもなく、自由に働きたい人には最高の仕事ですね。
② 対人関係のストレスがない
Uber Eats 配達パートナーの仕事には、上司や先輩は登場しません。
あれこれ指示されたり、厳しく叱責されることもないので、自分のペースで働きたい人にはとてもおすすめです。
配達先に伺う際もほとんど会話をすることはありません。いまは置き配も増えています。
飲み会や無駄な付き合いもないので、もともと対人関係を築くのが苦手な人には向いている仕事なのかもしれません。
③ 覚えなくてはならないことが少ない
基本的に「配達の仕方」と「アプリの使い方」さえ、覚えてしまえば誰でも働くことができます。
難しい仕事は要求されないので、プレッシャーもありません。
アプリの操作も基本的に簡単です。1、2回も配達すればほとんど使い方を覚えることができるでしょう。
地方で配達パートナーをやるときのコツ
最後に、地方で配達をしていたボクの経験から「地方で配達パートナーをやるときのコツ」をご紹介します。
地方で配達パートナーをやるときのコツ
- 自転車ではなく「原付」を使う
- 夜の時間の配達を狙う
それぞれ解説いたします。
② 自転車ではなく「原付」を使う
地方で配達する際は、原付(または125cc以下のバイク)を使うのがおすすめです。理由はシンプルで「楽だから」です
もちろん、それぞれの使用乗り物に応じた配達依頼が入るので、自転車でも法外に遠い配達地の依頼が入ることはありません。
ただ1件1件の距離が遠いのが、地方の配達の特徴でした。自転車であっちこっち走り回されると体力的にもしんどいです。
原付はカバーできる範囲が広い分、配達依頼も入りやすいのではないかと感じています。
しんどさが圧倒的に違うので、原付を使うのがおすすめです。
② 夜の時間の配達を狙う
地方とはいえ、車社会なので休日のお昼どきや朝夕の通勤ラッシュ時は、道路も混み合います。
渋滞にハマってしまうと、件数をこなせくなると同時にイライラも溜まります。特に夕方の退勤ラッシュの時間帯は避けた方が無難です。
自転車で配達する際はあまり気にしなくても大丈夫かもしれませんが、原付の場合は車道を走るので渋滞の時間帯は気をつけましょう。
まとめ:地方でもそれなりに稼げる!
今回は「Uber Eats 配達パートナーは地方でも稼げるのか?」というテーマでお話してきました。
この記事の内容をまとめると以下のようになります。
この記事のまとめ
- 配達パートナーは地方でもそれなりに稼げる
- 報酬は複数の要因によって成り立つ
- 配達パートナーは自由に働けるのがメリット
- 地方でやるときは原付を使うのがポイント
こんな感じになります。
ボクも大学時代配達していたときは、好きなときに好きな分だけ働いて…とにかく自由に何にも縛られずに働けて最高でした。
迷っているあなたも、まずは1回だけでもやってみてはいかがでしょうか?
今回の記事は以上です!