こんにちは。もっしーです!
【新入生向け】失敗しない大学のサークルの選び方をご紹介。良いサークルと悪いサークルの見分け方はココを見ると分かる!
大学の新入生にとって大事なことは何でしょう?それは、部活・サークル選びです。
入学後に入った部活・サークルは大学生活を大きく左右します。できる友達だったり、忙しさだったりで大学生活の充実度が変わるからです。
今日は、大学のサークルの新歓代表を務めたぼくが、大学の先輩という立場から見て、”いい”サークルの選び方を伝授したいと思います。
実際に4年間、大学生活を送ってみて考えた、主観強めの個人的な意見です。「こういうこともあるんだ」という目線で、あくまで参考程度にしてみてください。
はじめに:”良い”サークルとは何か?

まず、ここから定義してみましょう。
”いい”サークルとはなにか?
それはズバリ「自分が等身大でいられるサークル」だと思います。
すなわち、自分に合っているかどうかです。本当にそれだけです。
4年間居続けたいなあと思えるサークル。
卒業式の日に離れるのが寂しくなるようなサークル。
そんなイメージを持ちながら選ぶといいかなと思います。もちろん、どんな未来が待っているか分かりませんから、一概にこれはいいサークル、これは悪いサークルと断定することはできません。
しかし、ある程度「こういうサークルは”いい”サークルである可能性が高い」「こういうのは避けた方がいいサークルだなぁ」というのは分かります。新歓代表、部活の代表を務めた経験に沿って、お伝えしていきます。
見分け方(1):新歓内容・新歓スケジュール
入学式が終わるとすぐにサークルの新歓(=新入生歓迎活動)が始まります。入学式の会場の外で先輩たちがビラ配りしたり、声かけをしたりするのが一般的です。
そこではまず、いろんなサークルのビラをゲットしましょう。そして、そこに書いてある新歓の内容やスケジュールを見るのです。(ビラ配りしてなかったら、TwitterやInstagramに載せることが多いです)
ここから何がわかるか?
- サークルの飲みさー度(=どのくらいお酒を飲むサークルか)
- 実際の活動人数
- 新入生を可愛がってくれるかどうか
大体、こんなことがビラだけで予測できます。
① サークルの飲みサー度
新歓は新入生のためのものです。浪人生もいますが、高校卒業したての未成年がほとんどです。
それにもかかわらず、新歓から居酒屋や宅飲み(=個人の家で飲み会すること)といった会場や内容の場合は高確率で飲みサー率が高いです。
大人数のキャパを確保するという便宜上、都内の大学が居酒屋で新歓することはあるかもしれませんが、地方大学の場合は未成年の立ち入りを黙認していることもあります。
お酒メインの新歓をしているとはどういうことか?よく考えてから選びましょう。
② 実際の活動人数
これは抑えている会場のキャパや大きさで見当がつきます。
比較的、小さなところや個人店で新歓をする場合は活動人数が少ないことが多いです。逆に、大きな会場だったり、何箇所かに分けてやるという場合は活動人数が多い可能性が高いです。
新歓は基本、上級生がお金を出すものなので、「普段ちゃんとサークルに参加している上級生や本当にサークルが好きな上級生」が来ます。
つまり、TwitterやInstagramでキラキラ盛っていても「実質的な活動人数」すなわち「いつもちゃんと活動に来ている人数」がある程度わかるわけです。
とはいえ、まだ土地に詳しくない新入生はあまりわからないと思いますが、参考程度にはなると思います。
③ 新入生を可愛がってくれるかどうか
新入生を可愛がってくれるサークル、そうでないサークルはビラにはっきりあらわれます。
いろんな情報を載せていたり、イラストなどで可愛くデコレーションしていたり、見やすいデザインだった
本気で新歓をしようとしているサークルはビラやポスターも細かいところまで気を配るものです。
だから、新入生が困らないように、ひとりでも多く来てもらえるようにビラのデザインや情報にも気を配る。
そういうサークルは入っても後輩を可愛がってくれることが多いです。ちなみに自分の失敗談を話すと、新歓では優しかった先輩が入った途端に冷たくなり、新入生そっちのけで内輪で盛り上がりはじめた…なんてこともありました。(当然、脱退しました)
ビラも細かいところまで見ると、ここまでの裏情報がわかったりします。これは実際にサークルの新歓代表をやった経験からです。
見分け方(2):サークルの各種SNS

これは重要な判断ポイントです。TwitterやInstagramなどの各種SNSを漁ると情報がわんさか出てきます。
そこでどんなことを発信しているのか?どんな文言か?を見てみるといいかもしれません。
SNSはサークル選びのヒントの宝庫です。
例えば、Twitterに集合写真を載せていたとします。その写真の「活動内容に対して、本当に男女比は適正なのか?」と考えてみるのもいいと思います。
野球サークルなのに男女比がほぼ5:5とか。活動内容と人数比は本当に適性でしょうか?そういうところは大体飲みサーです。
あとは、アピールしていることが活動内容だったり、成績だったりするところはちゃんと活動しています。
他にもツイートの文にも所属する人の人柄がわかります。SNSは大事な判断ツールですから思いっきり活用するのがいいです。
見分け方(3):新歓で先輩にほかのサークルのことを聞く
正直、これが1番だと思います。まずは気になるところに行って、そこの雰囲気を確かめる。そのあとに、そこにいる先輩に他のサークルについて聞いてみる。
大学ではサークルの良くない噂は広まってるものです。第三者の意見は本当に参考になります。
「あのサークルは〇〇らしいよ」とか「あそこはやめといた方がいいね」っていうのを教えてくれます。
同じ大学のキャンパスにいる人からの意見は大事にした方がいいです。仮に噂で良くないことが出回っているサークルに所属していると、自分まで冷たい目で見られてしまいますから。
これのコツは「1人だけの意見を鵜呑みにしないこと」。いろんなサークルのいろんな人に聞いて共通項を見つけていきましょう。
3人以上がヤバイといってるサークルはヤバイです。
個人的におすすめするサークル
いろんな見分け方を初回してきましたが、大学を3年間過ごしてきたぼくから見て”個人的”におすすめのサークル選びの基準を紹介します。
・自分が今まで経験してきたことのない活動をしている
・活動頻度が週2以上ある
・2回目の新歓に行ったとき、名前を覚えてくれている
・なにか活動で受賞歴がある
・ひと学年の人数が30人以下
自分が今まで経験してきたことのない活動をしている
新しい挑戦は、将来への視野を広げて、大学生活を豊かにしてくれます。大学は高校とは違い、無限に部活・サークルが存在します。ユニークな活動をしているサークルもたくさんあります。せっかく大学入ったならやったことないサークルに所属してみるのおすすめです。
活動頻度が週2以上ある
活動頻度が多いところの方が仲良くなりやすいです。入ってみたものの活動が週一。気付いたときにはその一すら行かなくなって、サークルに仲良い友達がいない。ってこともあります。活動はそれなりに多い方がいいです。
2回目の新歓に行ったとき、名前を覚えてくれている
実際、ぼくはこれが決め手で入りました。そういうサークルは新入生を可愛がってくれて、長続きすることが多いです。あとから先輩に聞いたら、新歓終わりにわざわざ先輩だけで集まって、来てくれた人の名前をみんなで復習して覚えていたとのこと。そこまで新歓に本気だったみたいです。
なにか活動で受賞歴がある
活動するならば、なにかしら成績が残るようなサークルの方がいいです。就活においてもアピールポイントになります。SNSなどで情報を見て受賞歴や戦績を見てみましょう。
ひと学年の人数が30人以下
人数は多ければいいわけでも、少なければいいわけでもありません。ひと学年が10〜20人くらいの規模が1番仲良くなりやすいんじゃないかなと思います。(都内の大学だとそうもいかないのかもしれませんが)
多すぎたら一人一人との関係が薄くなってしまうし、少なすぎると輪が広がりません。個人的にはこのくらいがベストだと思います。
まとめ:自分が等身大でいれるサークルを選ぼう
よく「あそこは陽キャだから」とか「ここは陰キャだから」とかそんなことをサークル選びの基準するひとがいます。しかし、はっきりいってそのような基準でサークルに入るのはやめた方がいいです。
そんなことより、自分がやってみたいこと、先輩の雰囲気などで「自分が等身大でいられるサークル」を選ぶのがよいと思います。
他人からなんと言われようが、自分がいいと思ったら最高の環境。最初にお話した通り、いいサークル選びの基準は「自分に合っているかどうか」です。
なんとなくで決めるんじゃなくて、そんなところをしっかり考えながら、新入生は部活・サークルに入ってみてください。